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『神は細部に宿る』 

今年はじめての【AKIRA】をみる。いろいろ
な意味で好きな映像作品です。1988年の
公開当時、大友克洋監督は「どんな細かい所
でもディテールを入れていって、その積み重
ねがモザイクみたいにして、見終わって少し
離れて見ると、形になっているという、そん
な映画にしたいですね」と。充分、なってま
すがな。クオリティの高い背景画はもちろん、
豊富な彩色、憎いまでの光と影の使い方、キ
ャラクターの口の動き、等々・・そのこだわ
りはいつ観てもシアワセな気分にさせてくれ
る。それとあの音響ね、そのために【ブルー
レイ】ソフトを再購入したよ。鑑賞時は部屋
を暗くして重低音を利かしボリュームレベル
を上げ、2019年の【ネオ東京】へ密航だ。

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