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『罪の轍』

読みかけてた新書を一旦おいてまで、この一冊を
手に。奥田英朗の【罪の轍】。書店にて、この装
丁にやられました。物語の舞台は昭和38年、東
京オリンピックの前年、大胆にも著者が2008
年に発表した【オリンピックの身代金】同年代を
異なるミステリとして描いてます。また、本書は
当時、世間を震撼させた『吉展ちゃん誘拐事件』
が下敷きとなっている。この国が最も熱く活気の
あった時代『1963年』、近年マイブームであ
るワシが手にして当然の一冊なのだ。600頁の
大作、読みはじめ半分まできましたが、一気に読
み切りたいような、勿体つけるような・・久しぶ
りに【第一級・犯罪ミステリ】の醍醐味を味わう。

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