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『深夜プラス1』

この『ミステリ』の傑作本は、随分と前から気にな
ってました。 『ミステリ』小説好きと言いながら
も・・この古典的名作を今まで読んだコトなく、恥
ずかしながら・・やっと昨日、読み終えたのです。
『深夜プラス1』のタイトル名は『日本冒険小説協
会』会長、コメディアン『内藤陳』さんの経営する
新宿ゴールデン街のバーの店名としての方が・・先
に知ってたのです。 当然ながら珍さんは・・この
『ミステリ』本から店名をいただいたワケなのです。 
10年くらい前、この『深夜プラス1』に行ったコ
トがあり『ミステリ&ハードボイルド』奥義の洗礼
を受け・・早よ、この本を読んでおかなければなあ。
と思いつつも、今に至った次第なのです。 
この本は、ギャビン・ライアルが1965年に発表
し、今読むと、小説としてのスピードとか、言い回
しに古さを感じますが、なんと言いましょうか・・
独特の熟成されたええ『香り』が漂ってくるのです。
長年に渡り、根強い人気を保つこの小説の『入口』
に、やっと来れました。 再読してこそ・・この古
典的名作の『館』に深く入って行けそうな感じです。  

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