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『午前3時の酒場襲撃・劇』

午前3時過ぎ、酒場閉店で表の照明を落
としたと同時に、階下よりびっくりする
ような音がした。何か大きなモノが投げ
込まれたと察知する。片手にスマホ、片
手に折り畳み式のマイクスタンドを持ち、
扉を開け階段を駆け上がる。階段は上か
ら落とされた、大きなゴミ箱と粉々に壊
れたボトルで散乱してる。誰かが意図的
にこれらを投げ入れたことを物語ってる。

自分でも驚くほどのスピードで表まで出
るも犯人を捕まえることは出来なかった。
あと2秒早かったらな。よくもまあ、こ
れほどのゴミと酒瓶を投げ入れよったな。

ここはひとつ冷静になって警察に連絡を
入れる。そう言えば、随分前にも地上か
ら自転車を投げ入れられたこともありま
したな。ワシはよほど人から恨みを買っ
てるのやろか(笑)。手に持つマイクス
タンドを見て思わず吹き出しそうになる。

これでどつくつもりやったのやろか。ポ
リさんに聞かれ『いえいえ、複数の犯行
なら返り討ちに合うかもしれないので自
己防衛のためです』と上手に答えました。

現場検証が終わり、散乱したゴミを片付
け、汚れた階段を水で流したら時刻は午
前4時半に。・・疲れましたわ、ホント。

犯人に告ぐ。自分が同じことをされてみ、
どんな気分になるか判らんか。ぼけ(怒)。
こそこそやるな、来るなら正面から来い。

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