パコージンがロシアの航空機墜落事故で死亡した。との
事実を格闘技雑誌で知った。あのパコージンが・・
ところでパコージンって誰？と、ふつうの人は思うだろ
うな、知ってる人の方が圧倒的に少ない。
９０年代、現在の総合格闘技の礎というべき団体『リン
グス』ロシア代表のウラジミール・パコージンその人だ。
この人が居なければ『ヴォルク・ハン』も『カレリン』
『ヒョードル』も日本のリングに上がることはなかった。
ロシアの格闘家、軍人？がプロとしてメシを食えるよう
になったのを、前田日明とともに築きあげた人物なのだ。
先日、疎遠になってしまいましたがパコージンとは旧知
の格闘家が久しぶりの来店時に『パコージンが死んだの
知ってます？』と話すと、それを初めて知った彼は絶句
した。それほど大きな人だったのです。
９０年代、格闘技界の良きあの時代が懐かしい。今月の
『格闘技通信』に前田日明の手記が載ってます。興味の
ある方は読んでみてください。
さようなら、パコージン。　たくさんの夢をありがとう。