１９７５年に『広島カープ』で監督を務めたジョー・ルーツが
死去したと今朝の新聞に載っていた。　
それまで万年Ｂクラスに甘んじてたカープの、その負け犬根性
を根本から叩き直し、球団創設以来初めてのリーグ優勝に導い
てくれた、ふるいカープファンには忘れ得ぬ大恩人なのです。
熱い人で指揮をとって間もなく、審判に暴言を吐き退場となり、
その責任を取り退団してしまったのだ。リーグ途中よりルーツ
の意志を継いだ古葉監督が見事、リーグ優勝を果たした。
就任以前は帽子の色が紺色だったのを、闘志を掻き立てるよう
な『赤』に変え、ナインも広島市民も一丸となったのです。
今では、フリーエージェント制など、くそおもしろくないもの
がまかり通り、カープの優勝なんぞ夢のまた夢となりましたが、
この頃は、可能性がありましたね。　やれば出来る。と言うね。
あれから３３年かあ。　あの頃の人が、どんどん居なくなって
ます。　偉大なジョー・ルーツは今でも『ルーツ監督』なのだ。