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『世紀の一戦』

昨晩、何気なく店のテレビを付けると・・あの世紀の一戦、
『アントニオ猪木 VS モハメド・アリ』をやっていた!。
あとで知ったコトなのですが『感動!スポーツ伝説』みた
いな番組のなかでのエピソードで、腰を抜かす程(でもな
いか)驚き、急いで家に電話をして録画してもらいました。
この試合は忘れもしません。1976年6月26日(土)、
『格闘技世界一決定戦』として全世界に放映されたのです。
アリの自国アメリカに時間帯を合わせて『世紀の一戦』な
のに昼過ぎの生中継やった。勿論、リアルタイムで見たよ。 
学校近くの『お好み焼き屋』は、人で溢れ返ってたのだ。
前置きが長くなりましたな。 それ程、この試合に関して
は深い深い・・思い入れと大袈裟に言えば、後にプロレス、
総合格闘技が自分の人生の一部になってしまうほどの、大
変な出来事やったのです。
試合の経過は御存じの通り、猪木はマットに寝そべり、ア
リは、その周りを罵声を浴びせながら挑発する展開に終止。
結果は誰もが望まなかった『引き分け』でした。
翌日のスポーツ新聞は挙って『世紀の凡戦』『茶番劇』等
と、猪木を批判したのでした。 しかし、この試合こそが
アントニオ猪木、唯一?の『ガチンコ』試合なのだ。
この一戦が、今日の『総合格闘技』のエポックメーキング
となる歴史的な闘いでした。 このコトを語り出すと、ち
ょっとうるさいぞ。 これがきっかけで『総合格闘技』の
熱を帯びたワタシは、15年後『格闘技』団体に、ルール
の自主プレゼンをしてジャッジもしたコトがあるのでした。
先ほど、『世紀の一戦』を改めて見直しました。 30数
年経った今見ても色褪せしない、興奮と緊張の『名勝負』
です。 あのときの猪木は輝いてたね。

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