君は『新幹線大爆破』を知ってるか?。 70年代
の邦画に於いて『太陽を盗んだ男』と並ぶ、サスペ
ンス・パニック?映画の金字塔なのだ。
休みの昨日、久しぶりに『超大作』を堪能しました。
物語は『新幹線』に爆弾が仕掛けられ、時速80キ
ロを下回ると、それが爆発するという状況下の中で
繰り広げられる、犯人と国家との攻防劇なのである。
この攻防が、今見ても手に汗握る、実によう出来た
ストーリー展開なのだ。 この脚本、ストーリーは
素晴らしいよ。 ちょっとマネ出来ない面白さです。
キャストは主犯役の高倉健、対する国鉄(今のJR
ね)の指令室長に宇津井健、警察の偉いさんに丹波
哲朗(この人は当時の大作総てに顔を出してるね)、
意外なところでは邦画界の重鎮、志村喬も出てるぞ。
今の映像技術でリメイクすると面白そうなのですが、
『JR』は断固として撮影協力は、せえへんやろな。
当時も『国鉄』の協力は得られず(当たり前か)殆
どセットでの撮影やったそうです。
『新幹線大爆破』やもんな。アホか。言われるわな。
見たコトない方は、騙されたと思って見て欲しいも
んです。 のちにキアヌ・リーブス主演の『スピー
ド』が、このアイディアをパクったのは有名な話だ。
荒削りな部分も多々ありますが、70年代の熱き作
り手のエネルギー感じる、力強いええ作品なのです。
『新幹線大爆破』
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だいぶ前ですが、
深夜テレビでやってたの見て、怒濤のように
最後まで見てしまいました。
ちょっと「天国と地獄」的な感じもあって。
ちゃいますかね。
この監督は、黒澤明に近しい人みたいです。
確か『トラ!トラ!トラ!』も一緒に撮る
予定やったと思います。 どこか感覚が似
てたのは、それやないでしょうか。