本屋の店頭で見つけた、真保裕一の文庫
本。 本書の前に読んだ長篇(全3巻)
『栄光なき凱旋』が、予想外の不作?や
ったので・・どうしようか。と迷ったの
ですが『帯』を見て購入するコトにした。
ページを捲って直ぐに『書簡体小説』で
あるのに気付く。 この物語は破綻寸前
の夫婦の手紙のやりとりから始まります。
『書簡体小説』と言えば・・事情があっ
て別れた男女がある日偶然再会し、2人
の手紙のやり取りから始まる、宮本輝の
『錦繍(きんしゅう)』と重なるのです。
おもしろい。 興味津々で、小説の中へ
中へ・・と、どんどん入って行きました
手紙のやりとりにより意外な過去の秘密
が判明、破綻寸前の2人の文章や言葉が
徐々に変わり・・『追伸』の意味を持つ。
『錦繍』とは、ひと味違った良書でした。
2冊を比較して読んでみるとおもしろい。
『追伸』
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