先日、『男はつらいよ DVDマガジン』
を購入。このシリーズが発売されたとき、
見たい。と思ってた第17作【寅次郎夕
焼け小焼け】を、35年ぶりに見ました。
この作品が公開された1976年、スク
リーンで観た記憶があります。 当時の
ワタシは高校生で、今の時代から考える
と『なんで、高校生がこんな映画を見る
の?』と思われるかもしれませんが・・
要は、そう言う時代やった言うコトです。
今作品・最大の見所は・・マドンナ【太
地喜和子】に尽きます。悩みを抱えなが
らも明るく気丈に振舞う、二面性持った
ワケあり【芸者】役が、実に素晴らしい。
シリーズ中、最高のマドンナや思います。
サングラスを掛ける前の【寺尾聡】本来
のキャラである・・マヌケ面も拝めます。
また、今回の舞台となる【播州・龍野】
の情緒ある佇まい、その時代と出演者の
絡みが絶妙に映像から醸し出されてます。
旧き良き【松竹映画】の要素・・総てが
この1本の作品に凝縮されてる感じです。
その時代を知らない方に見てもらいたい
1本です。 騙された思うて・・見てみ。
『男はつらいよ』
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