明日で閉廊となる、北区西天満に位置す
る大阪・美術文化の拠点【番画廊】に行
ってきた。これで最後なのか・・と３０
数年間、足を運んだコトを思い出しなが
ら御堂筋を歩く。画廊の入り口で立ち止
まり、その佇まいを目に焼き付けておこ
うと静視。最後の展示とあって画廊の中
は人で溢れ・・３４年間、この画廊で展
示された作家さん達が１０センチ四方の
スペースに故人オーナーと画廊に思いを
馳せた作品を展示、圧巻でした。しかし
ながら、雑然とした空間では、笑い声や
中には、人を不愉快にするような空気も
あり、その場に居れなくなった。笑って
お別れ出来れば良かったのですが・・心
のなかでオーナー・松原さんに「ごめん
なさい」と「ありがとうございました」
を言い、３０数年間、通わせていただい
た部屋を後にする。さようなら、番画廊。