アン・リー監督2作品を立て続けにみる。
最初は【ラスト・コーション】、原題は
『色・戒』欲情と警戒。公開当時、激し
い性描写が話題となった本作、ヒロイン
演じる当時の新人女優タン・ウェイが素
晴らしい。回を重ねてみる度に、妖しく
も艶やかな色気が画面より醸し出される。
舞台となる1942年の上海、丁寧に作
り込まれたその時代背景と美術も価値あ
るモノだ。迫力の158分、かなり大人
な作品です。続いて【ライフ・オブ・パ
イ】をみる。この作品の一番好きなとこ
ろはタイトルバック。動物園から始まる
タイトル映像と、その視線に併せ流れる
なんとも言えぬエキゾチックなメロディ
が画面に広がり、釘付けとなります。目
の保養にアン・リー監督の2作品でした。
『アン・リーの休日』
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