数年前【さいごの色町 飛田】が上梓さ
れたとき、そのテーマに惹かれ購入する
つもりでしたが、高額のため断念。この
度、文庫化されたので早速、手に取り読
み始めてみるも何とも言えぬ違和感を覚
える。目の付けどころは面白いと思うの
ですが・・後味がワルい。著者のあとが
きに『飛田に行ってみたいと思う読者が
いたとしたら「おやめください」と申し
上げたい。客として、お金を落としにい
くならいい。そうでなく、物見にならば、
行ってほしくない。そこで生きざるを得
ない人たちが、ある意味、一生懸命に暮
らしている町だから、邪魔をしてはいけ
ない』で締められてますが・・おいおい、
どの口が言うとんねん。ですわ。さんざ
ん「中」をかき回しといてね。読み終え
て判かったのは【さわったらあかん】と
ころ。は触ったらあかん。言うコトです。
『さいごの色町 飛田』
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