短い夏休みが終わりました。生まれ故郷
の広島で「原爆の日」を迎えることを目
的としたこの度の帰省でした。原爆投下
とは何だったのか。ワタシが生まれる前、
両親とも体験した悲劇をトシを重ねる度
に、その日のその時間を爆心地で臨場し
たい気持ちに駆られるようになりました。
もう一つの目的は、母親よりその体験談
を聞きだし、文書として書き起こしてお
きたい。との希望がありました。が、母
親の口は重く・・断念しました。あの日
から７０年になりますが、思い出したく
はないのです。ワタシの叔父となる母親
の弟さんは、僅か６歳の命を原爆で落と
しました。伝えておきたい気持ちがある
ことは知ってましたが・・心の整理は今
も出来ないのです。無理には聞けません。
それほど遠くない未来、原爆を体験した
人はひとりも居なくなります。それを伝
え残すことも難しくなる。原爆投下とは
何だったのか。を考える【この日】です。
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