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『真説・長州力』

先日、新聞の書評にて【真説・長州力】
を見つけ、一気に読みきる。昭和の時代、
【新日本プロレス】に熱中したワタシで
す。しかしながら、頻繁に起こるファン
への裏切り行為や、繰り返されてきた団
体の離合集散にうんざり。時代はプロレ
スから【ガチンコ】主体とする総合格闘
技へ移行。自然とプロレスに対する興味
も薄れてきました。このインサイド・ス
トーリーは著者の取材「力量」が思う存
分発揮されてるとの触れ込みでした。が、
以前に読んだ『1976年のアントニオ
猪木』『木村政彦はなぜ力道山を殺さな
かったのか』と比較すると、モチーフと
そのテーマに見劣りすることは否めない。
予想通りと言えば、その通りなのですが。

【真説・長州力】書評より、ある一人の
人物が重なり・・自分の中でその検証し
てみたかった。それは橋下徹・大阪市長。
橋下さんの言動や、どちらがホンモノか
と言うプロレス的【維新の党】お家騒動、
なんや、昔の【新日本プロレス】と重な
りません? プロレスの筋書きで言えば
引退後・・そう遠くない未来に自ら打ち
上げ花火をあげ【現場】に乱入して来そ
うな気がしますわ。本書を読み終え、そ
う確信したよ。橋下徹は長州力。なのだ。

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