先日、堂島のジュンク堂にて【週刊ファ
イトとUWF】刊行を記念して、著者・波
々伯部哲也さんと、当時のUWF戦士・船
木誠勝選手のトークショーとサイン会に
出かけた。何を想い、この席に臨場した
のだろう、四半世紀前の真実確認の為か。
【新生UWF】・・僅か数年間、存在した
この団体は、当時のプロレスファンにと
ってはストロングスタイルの未来形とし
て、その夢を具現化する場でした。発売
数十分で完売のチケットはプラチナと呼
ばれ、ちょっとした社会現象にもなった。
ファンは勝手にその未来図を描いた。し
かしながら、団体の内部では選手同士の
軋轢や運営方針など、ワタシ等の知らな
いところで崩壊の道を転がり続ける。彗
星の如く現れた巨星は一瞬の強烈な光を
放ち、そして短い活動を終え、消えゆく。
イベントの当日、著者に宛てた手紙を懐
に忍ばせて会場の末席に座る。ある人を
介してその状況を知るワタシも初めて聞
く話、多々。浮かんできた言葉は【兵ど
もが夢の跡】。イベント後のサイン会を
前に、酒場開店時間につき、書店の方に
忍ばせてきた手紙をお渡し願いたい。と
その場を去る。話は是で終わらなかった。
一両日を置き、著者・波々伯部哲也さん
よりメールが届く。夢の続きを語りたい。
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