Read Article

『意志の自由』

今月の文藝春秋にて『リング』『らせん』の
著者・鈴木光司の随筆【意志の自由】に目が
留まる。彼は、社会の風潮や集団の圧力に流
されることなく、自分の頭で考え、自分の意
志力を自覚し、ものごとを選択していこうと
決め、みんなが「こっちこっち」と招き寄せ
る方向に、無自覚なまま進んでは駄目なのだ。
と。カーナビも信用しないそうだ、わかるわ。

風潮に流されたり、集団の圧力に負けて意に
沿わないことをしてると、時間を損するだけ
でなく、指の隙間から零れるように幸運が逃
げていく。とも。203x年、人類の判断力
を根絶しようと目論む人AIアンドロイド軍団
に、【意志の自由】を旗印に掲げて徹底抗戦
する頑固爺(ぼく)の姿が目に浮かぶようで
ある。ですと。おおっ、【同類】の頑固者だ。
親近感を覚えます。そう、皆と一緒はあかん。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top