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『平和記念資料館』



 
この5日、広島帰省に併せ、先月末に本館リ
ニューアルした【平和記念資料館】へ。連休
のなか混雑が予想され、開館時間の午前8時
半には入り口前まで。既に長蛇の列でしたが
15分ほどで入館できた。幼少の頃より数え
きれないほど来場してますが、そこから何度
目かの全面改装です。その都度『資料館とは
何か』『原爆の実相をどう伝えるのか』を時
代とともに試行錯誤してきたと思われる。自
分が以前、展示デザインに携わる仕事の経験
から、ここに至るまでの長い道のりを肌で感
じました。この度の改装では、ガラスケース
の中に展示してたものを外に出し、直接、手
に触れることも出来る等、思い切った手法が
とられてます。これには驚かされた。と同時
に【個】の展示物が数多く、以前の展示と比
べ【惨実の全体像】が掴みにくくなってるよ
うな。とも。今回の全面改装、被爆者にとっ
て【見ることのできる】最後の展示になるの
では・・と思われます。当事者が居なくなっ
た『資料館』をどう後世に伝えるてゆくのか

 被爆二世として、課題も残る展示を体感する。

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