先日、週に１度は覗く大阪駅前の中古レコー
ド店にて、待望の１枚を発見。この１枚に辿
り着くまで長かったなあ。手にしたのは矢沢
永吉のファースト・ソロ・アルバム。アナロ
グ盤でのアルバム入手は、実に４０数年ぶり
となる。店に持ち帰り、さっそく針を落とす。
ああ・・これ、これですわ。今の矢沢永吉の
サウンドを知るヒトが聴けば、なんやゆるい
音やなあと思うハズ。いやあ、実際、ゆるい。
しかし、これが矢沢永吉の出発点なのだ。バ
ンドからソロ・アーティストへ。新たなアル
バム創りに戸惑いも感じられ、その試みは作
詞家・松本隆の起用などにも伺える。その後、
原曲は幾度となく自身のアレンジで磨かれて
【王道】スタイルに落ち着きました。矢沢永
吉の原点、４０数年ぶりにアナログ盤で聴く。