小説は1910年の釜山から始まる。祖国を離れ
別の国(日本)に渡り、そこを故郷にしたコリア
ン一家(四世代)の物語です。この夏、なにかの
書評で本書を知り、直ぐにでも読んでみたいと思
ってましたが・・上・下巻からなる大作に、足し
て5000円を超す価格から手にするのが遅れま
した。読み始めると一気に、ね。タイトルにある
【パチンコ】は下巻にて登場。本書は限りなくノ
ンフィクションに近いフィクションであるように
思う。梁石日(ヤン・ソギル)とは異なる、在日
コリアン一家の【血と地】の物語、読み応えあり。
『PACHINKO(パチンコ)』
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