森喜朗・会長辞任の翌日、朝刊(読売・毎日)を
読み比べる。なるほど、どちらも手厳しい論評で
すが【毎日】の方がコトの深層に踏み込んだ印象
を受ける。問題が起きても波風を立てず、目先の
安定を優先する旧態依然とした組織に【NO】を
突き付けたのは『市民の声』だ。ボランティアや
聖火ランナーの辞退が相次ぎ、スポンサーからも
『物言い』がつく。失敗の本質を学習できない組
織委員会は、後継人事でも(問題を起こして辞め
る者に)モノ言えぬ閉鎖的な『古い体質』を露呈
する。森喜朗のひとり相撲から、回りまわって本
人の意志とは違うところで、旧弊を改めていく契
機となりましたぞ。最後にええシゴトしましたな。
『森喜朗、最後のシゴト』
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