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『谷六・隆祥館書店』

その書店の存在は、随分前より知ってました。が、
谷町6丁目まで本を買いに足を運ぶことはなかっ
た。10日ほど前、1日に2度、谷町に所用あり
初めて【隆祥館書店】へ。13坪の小さな書店に
入った瞬間に思ったのは、初めてなのに懐かしい。
小さな店内をぐるりと回ると気になる書籍が何冊
も。「おっさん、お前が探してる本がここにはあ
るかもよ」と囁かれてる気がした。思わず店主に
聞いてみました。「堀川惠子さんの、チンチン電
車となんとか・・いう本はありますか?」と。す
かさず「絶版になってるかもしれないけど、出版
社に問い合わせてみます」との神対応。何なんだ、
この本屋は。阿吽の呼吸で会話が出来るのだ。そ
の日、5分の滞在で『13坪の本屋の奇跡』を含
む3冊の本を手にする。恐るべし【隆祥館書店】。
それまで持っていた『町の本屋さん』の概念が覆
りました。ワシは勝手に『社会派書店』と位置付
けることにした。どえらい本屋を知ってしまった。


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