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『記者襲撃』

1週間前に読み終えた小説『暗殺』より、次なる
書籍を求め、手にしたのが本書『記者襲撃 赤報
隊事件30年目の真実』です。『暗殺』は198
7年の5月3日、朝日新聞阪神支局・襲撃事件か
らはじまる。小説のなかで【赤報隊】を名乗る犯
人、犯行組織にあの団体が絡んでるのではないか、
また元内閣総理大臣銃撃の関りも。となれば、そ
こを深掘りしてみたくなるのが酒場店主の悪いク
セです。襲撃事件の時効後も真実を追い続ける元
朝日新聞記者・樋田穀、渾身の書下ろしとありま
すが、本書に登場する人物や団体が仮名であるこ
と、歯切れの悪さに正直を申し上げると【モノ足
り無さ】を感じます。もっとも、本書は元内閣総
理大臣銃撃事件の4年前に出版されたものではあ
ります。来月・刊行の同著者『旧統一教会・元広
報部長の懺悔録』に期待やね。しかし、ワシはど
こに向かってるのやろ。自分でも思うこの頃です。


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