半月ほど前に読み終えた小説『暗殺』より、次な
る書籍『記者襲撃　赤報隊事件３０年目の真実』
を手に。２冊を読み終えたあと『誰も書かなかっ
た統一教会』を。正確には誰も書けなかったんや
思いますわ。本書から、朝日新聞阪神支局・銃撃
事件の疑惑、さもありなん。とも。統一教会は反
共を旗印に１９６４年、岸信介からはじまり「安
倍３代」や中曾根康弘ら保守系政治家に接近しま
した。選挙支援を通じて侵食する手口は【安倍晋
三銃撃事件】以降、重い腰を上げた報道陣や鈴木
エイトさんの著書で知ることとなる。また、この
団体がオウム真理教のテロ行為以前、殺傷能力の
高いエアガン銃砲店を全国に展開し、販売してい
たばかりか、射撃場を設けてたことなどワシらフ
ツウの市民は知る由もない。戦後日本の保守系政
治はこの団体と蜜月をつづけ、そればかりか利用
し、利用されてきました。本書を読み、はじめて
知る真相、多々。統一教会が一国の首相、それも
複数人と特別な関係を築いてきた事実。団体から
の接近とは言え、戦後政治史における汚点である。