ぱっとしない夜に聴きたい曲がある。先日、誰も
居ない酒場でこの曲を聴きたくなりレコードに針
を落とす。1年ほど前、偶然手にした【路地裏の
少年 12インチ・シングルヴァージョン】です。
「あんた、浜田省吾を聴いてましたっけ?」そう
思われる方も多いやろね。そうなんですわ。ふる
い話になりますが、あれは16歳の冬のことです。
半生のなかでこの頃の自分が1番嫌いでした。当
時のワシは何かに打ち込むことのない日々を送り
毎日のようにパチンコ屋に通ってました。そこで
よく掛かってたのがこの曲です。問いかけられて
るような【詞】や思いました。1週間ほど前、今
年も【年末の匂い】を感じたと調子をこいた矢先、
それは元に戻されましてね。そんな時は思い出し
た様にこの曲を聴いてみるのです。ひとりで聴け。
『路地裏の少年』
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