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『東京輪舞』

今月のはじめに読んだ、月村了衛の【悪の五
輪】。1964年の東京オリンピック前日譚
という目の付け所に興味を持ち、一気に読み
切る。おもしろい。その勢いで前作【東京輪
舞】を手にする。本の帯には『昭和・平成裏
面史を貫通する公安警察小説』とある。物語
は1976年のロッキード事件からはじまり
7章からなる長編小説だ。登場人物も田中角
栄、中曽根康弘、瀬島龍三などに、昭和後期
から平成にかけて国を震撼させた大事件が絡
む。凄いな。しかし、面白かったのは前半ま
でかな。物語は平成に入ると失速・・残念だ。

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