６月末、本書が書店に並んだときから気になって
ました。が、著者が百田尚樹なのでね。購入に躊
躇しました。偏った思考、あの顔、あの喋り方ね、
好かんわ。しかし、本の内容は別なのです。事実、
『永遠の０』『海賊とよばれた男』等、読み応え
ありの作品多々。で、今回の『地上最強の男』な
のですが、１８００年代後半のボクシング黎明期
からモハメド・アリが王座を失うまでの約一世紀、
２６人の世界ヘビー級チャンピオン列伝だ。大作
５００頁の半分まで進みましたが、上手いね。よ
う調べてますわ。帯にある『これはもう一つのア
メリカ史である。』に偽りなし。さて、あと半分。