昨日、所用で浪速区の桜川まで。数年ぶりとなる
近くで遠いこの場所・・最寄駅から目的地までが
見えてこない。しかも、照り付ける直射日光から
1分でも早く逃れようと自分で探すのは止め、近
くの誰かに聞こうと周りを見渡すと、丁度ええと
ころに宅配便の制服を着たヒトが。声を掛けたら
ニコリと微笑んで「あら、オバラさん」。へっ?
あなたは誰・・制帽とマスクで素顔が分からなか
ったのですが、以前はワシと同じカウンターの向
こう側に立つ男前の姉貴でした。現在のシゴトの
ことは聞いてはいましたが、まさかこの場所で再
会するとは。「ここは4町目やから、3丁目は通
りの向こうやで」と教えていただく。炎天下のな
か、流れる汗を拭いながら多くの荷物を運ぶ彼女
の姿は頼もしく、美しく、また眩しかった。目的
地を探すに、暑いことを理由に、横着をして誰か
に聞いたらええ。という自分が恥ずかしくなった。
『君は美しい』
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