早朝、帰宅途中の電車で読み終えたピエ
ール・ルメートルの【死のドレスを花婿
に】。このひと月半で著者の作品を3冊。
いやあ、おもしろかった。【悲しみのイ
レーヌ】から始まり・・その前日譚にあ
たる【その女アレックス】を1年ぶりに
再読。2冊ほど間を置いての本作でした。
映画【ゴーンガール】を髣髴させるよう
なおもしろさやった。4章から成る本編
は139頁から、悪意100%の計画が
始まる。著作のおもしろさは3年前に読
んだ【ミレニアム】3部作以来だ。年末
に怒涛の如く滑り込んできたルメートル、
数多の秀作を押しのけてワタシのなかで
はダントツの本年度【読書大賞】なのだ。
LEAVE A REPLY