本一冊を読むのに、ひと月も掛かった。通勤時の
電車を【書斎】とするワシは自宅での読書が苦手
だ。久しぶりのピエール・ルメートル、この度の
【監禁面接】は「そのまえ」「そのとき」「その
あと」三部から成る。今まで著作は6冊ほど読み
ましたが、これほど時間が掛かるとは。アタマの
悪いワシは最初の「そのまえ」でストーリーが上
手く飲み込めず何度も読み返す。その後もノリが
悪くてね、10頁ほど進んでは本を閉じる。という
具合ですわ。第二部「そのとき」の頁を捲ったあ
たりからスラスラと。読み終えると、なるほどの
ルメートル劇場でした。同年代の方にお勧めです。
『監禁面接』
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