昭和23年12月23日、 東條英樹をはじめ A
級戦犯が処刑された。なぜ、のちの天皇「皇太子
明仁」の誕生日が選ばれたのか。死刑は一度だけ
れど、(天皇)誕生日は毎年めぐってくる。日米
戦争を始めた側の日本人に、その責任を忘れさせ
ないための時限装置(暗号)が東條英樹らの処刑
日、未来の天皇誕生日、その日に込められた。恐
ろしいことだ。本書は、今日まで何度も手にした
『昭和16年夏の敗戦』完結篇の位置づけになる。
読み終えた後、映画『東京裁判』を引っ張り出す。
『昭和23年冬の暗号』
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