先週の産経新聞１面【産経抄】に「冤罪弁護士」
と呼ばれた今村核さん逝去。に目が留まる。亡く
なったのは昨年の８月で、コラムを書いた本人も
知らなかったというような内容でした。冤罪弁護
士・今村核の挑戦『雪ぐ人』を手にしたのは昨年
の５月でした。有罪率 ９９.９％ という歪な司法
制度に異を唱え、１４件もの無罪判決を勝ち取っ
た孤高の人は、無実の人に寄り添うことで自らの
生のすべてを捧げた弁護士です。この人のことを
もっと知りたいと思う内容でした。ネットの検索
で紹介された逝去の記事はどれも小さなものでし
た。たぶん、故人の希望であったように思われま
す。半面、てめえのことしか考えない３流の国会
議員の顔が浮かんでくる。報道機関には故人が遺
した足跡、「無実の罪の人を救う」弁護士の生き
ざまに【ひかり】を当てていただきたいものです。