今年の一冊目となる本書。当時の予備知識乏しい
酒場店主にはハードルの高い一冊でもありました。
本書・解説文より。 1945年8月から7年の
間、日本は独立国ではなかった。GHQの干渉は今
に至るまで日本の政治に影を落としている。公職
追放という「政治的な死」を避けるために、有力
者は様々な手段を。追放を逃れた側では、首相の
座をめぐって政治史が修正され、現在までつづく
「保守本流」の系譜が巧妙につくられてゆく。戦
後史の起点にして、日米関係の原点、なぜ関係者
の口は重かったのか? という内容です。四章か
ら成る本書ですが、一冊のまとまりとしては無理
があるかなあ。正直を申し上げると、本書への期
待、酒場店主が知りたい【それ】ではなかったね。
『語られざる占領下日本』
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