「絶対に売れない、儲からない」と言われても時
代に逆らう最後のスポーツカーを造り上げた男た
ちがいる。トヨタ・エンジニアの反骨を描いたノ
ンフィクション『どんがら』。著者・清武英利の
作品の特徴は、諦めのわるいサラリーマン、抗う
サラリーマンなど【骨太】の男たちを好んで描い
てるふしがある。著者自身、読売ジャイアンツの
球団代表時代、あのナベツネに反旗を翻した人物
だ。おもろいヒトやな。普段は「サラリーマンは
好かん」と謳う酒場店主も著者の描くサラリーマ
ンたちのファンなのだ。本書は『クルマ好き』の
方にはたまらん一冊です。疾走の勢いで読み切れ 。
『どんがら』
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