読みはじめた本を閉じて、文藝春秋・最新号を手
にする。特集記事のあとに『オッペンハイマーを
観て来た』。昨年末に「愚者としての科学者 ロ
バート・オッペンハイマー」を読み、映画『オッ
ペンハイマー』の公開を首を長くして待ちました。
米国ではこの7月に公開された【大作】も、日本
では公開未定とされ、問題作と捉える向きもある
そうな。それほどの問題作なのか、気になるでは
ないか。今すぐにでも観たいぞ。本文の終わりに
『オッペンハイマー』は「間違う人間」を描いた
映画でした。間違いを冒した人物をキャンセルす
るのではなく、訂正した未来に繋ぐ。そういう力
が今の日本には必要です。本作の炎上を恐れ未公
開にしてしまうようでは、日本はますます世界か
ら取り残されてしまう。関係者の方には、ぜひ勇
気を出して日本公開を検討してほしいと思います。
最近、似たような【場面】が報道番組でも見られ
ましたね。この国はそうなのか。なんや大切なモ
ノが欠落してますな。オッペンハイマーは何処へ。
『オッペンハイマーは何処へ』
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