あの大震災の発生から４年が経ちました。
当時のコトを思い出す・・震災が起きた
後、誰もが何かしたい、しなくては。と
言う気持ちになりました。何をすべきか、
意見の対立から深夜の酒場で掴み合い寸
前の喧嘩にもなった。その年の夏、酒場
に募金箱を設置し、デザイナー・森田恭
通さんとともに、参加型アート【イベン
ト】を開催しました。震災より１年後の
その日、写真家・志摩大輔さんが写真家
の目を通して見た東北の地。写真展と写
真集を作成し、売り上げ全額を義援金と
しました。そうしたのは３年前までの話。

正直を申し上げれば、それからは何もし
てない。時が経てば、ココロではそう想
うも・・どうなのでしょう。そんななか、
書店にて一冊の本をみつける。糸井重里
の【できることをしよう】。大震災を乗
りこえた「ふつうの誰かさん」たちの声
と行動を書きとめた記録です。忘れない
ために・・頁を捲り、４年前を思い出す。