ひと月前より読みはじめ、昨年末までには読み切
るつもりでした『邯鄲の島遥かなり(上・中・下
巻)』を10日遅れで読み終える。上巻の【帯】
にある「著者渾身の大河小説、堂々開幕!」に偽
りなし。物語は、神生島で生きる【一ノ屋】とい
う一族と島民たちを通じて、明治から令和のはじ
まりまで全17部・150年を描いた大河小説で
す。ここに書かれているのは、日本近代史の縮図
でもある。もう少しコンパクトに。とも思いまし
たが、この手の書物、年に1度は読んでみたいね。
『邯鄲の島遥かなり』
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