『遥かな町へ』(谷口ジロー 小学館) 漫画の本です。
ここ数年、漫画(コミック)を買ったりするコトは、ありま
せんが、好きな漫画で年に1度は必ず読みます。
48歳の主人公が、出張の帰路、なにものかに操られる様に
京都から故郷・倉吉の列車に乗り・・意識はそのままに34
年前の中学生時代へタイムスリップする話。
気が付けば、自分自身も今年48歳になり、もし自分がその
時代に戻ったなら・・と、考えてしまいます。 あの時代を
再度、覗いてみたい。と言う願望は、誰にでもあるのではな
いでしょうか?。
ストーリーも、丁寧な時代背景の描写も、申し分ない表現で、
この作家の力量は、相当なものです。つかの間、ワタシ自身
も『時の旅人』になれるのです。
たまには、こんな気分もええんではないかな。と言う本です。
『遥かな町へ』
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お話を聞くと購買意欲が沸きますね。
ついこの間、中学時代を過ごした場所に行って、その頃と変わらない道を見つけてから、最近、やたら過去を振り返る事が多いです。
中学生時代から、30年くらい経ってる人にお勧
めです。忘れかけてた風景、匂いを思い出します。
漫画と思って侮ってはいけない。よう出来てます。
年に1度は読みたい本です。