先日、広島帰省の折、遅い時間の昼メシ
となり・・思案していたところ、思い出
したように八丁堀の【肉のますゐ】に向
かう。中学生の頃より、驚くほどの安さ
の【トンカツ定食】食いに、よう足を運
んだもんです。店の佇まいは以前のまま。
今はあるのかどうかわからない【トンカ
ツ定食】を注文する。ありましたよ、出
てきましたよ。３０数年ぶりのご対面な
のだ。懐かしいなあ・・味もボリュウム
も変わらず。トンカツの下にはポテトサ
ラダとボイルキャベツが隠れ、これも以
前のまま。ソースもそのままの味付けだ。
「ライスは大盛にしますか」と問われる。
「いえ、いえ、この半分でええわ」と応
える。半分でも多いでしょ。懐かしの定
食を味わったあと、お勘定をお願いする
と「３５０円です」とな。ええっ、なん
ですと、３５０円？ 耳を疑う。この店
は昭和の時代から価格を変えてないのか。
えらい得した気分の、遥かな町で昼メシ。
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