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『今年のミステリ』

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週刊文春にて、今年の【ミステリーベス
ト10】発表。国内部門では【罪の声】、
海外部門では【傷だらけのカミーユ】が
1位を飾る。ワタシの記憶では国内外の
1位作品、両方を読んだのは今回が初め
て。他の作品で手にしたのは宮部みゆき
の【希望荘】のみ。国内外の1位選出の
2作品は近年のミステリに於いて群を抜
くものでした。当然の結果と言えるかな。

グリコ・森永事件を正面から取り上げて
フィクションならではの面白さに仕立て
上げた【罪の声】は、新聞記者経験ある
著者の視点とその表現力に、圧巻の一言。

フランス発の人気の三部作は、完結編と
なる本作【傷だらけのカミーユ】で史上
初の三連覇。やそうな。いや、どの作品
も超弩級の面白さでした。こちらも天晴。
年々、ミステリ小説を読む機会は減って
ますが、今年はええ作品に恵まれました。

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