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『ハイネケンとグリコ』

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今年読んだ本のなかで、断トツの面白さ
の塩田武士【罪の声】。ワタシ等世代は
誰もが知る、グリコ・森永事件を正面か
ら題材に取り上げたフィクションの大作。

1983年、グリコ・森永事件の4か月
前・・過去に類を見ない大事件のヒント
になったと言われる出来事がオランダで。
世界有数のビール会社【ハイネケン社長
誘拐事件】を本書で知り、その事件の顛
末を知りたくなった。そんな事件が海の
向こうであったコトを始めて知りました。

その事件がアンソニー・ホプキンス主演
で映像作品になってると知り、見たいと
思ってたら、なんと量販店のDVD売り
場で発見する。タイトルも【ハイネケン
誘拐の代償】。しかも、嬉しい良心価格。

ハイネケン誘拐事件とグリコ事件・・会
社社長を誘拐監禁し、空前の身代金を要
求。また、身代金の受け渡し方法等、そ
の犯行手口は確かに似てる。そうなのか。
映像作品としてはイマイチかな。しかし、
その全貌を知ることができ、得した気分。

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