書店の新書コーナーにて、一冊の新書に目が
留まる。帯には『江夏の２１球』の文字。あ
あ・・あかん。このコピーを目にするだけで
胸が熱くなる。かつての広島カープ黄金期の
立役者、江夏豊と衣笠祥雄。１９７９年、対
近鉄との日本シリーズ第７戦９回裏、ノーア
ウト満塁から生まれた伝説のドラマ。名勝負
の主役と名脇役が歓喜のドラマの裏に何があ
ったかを語り合う。山際淳司の【江夏の２１
球】を何度も読み、繰り返し見た映像。進行
役は二宮清純。躊躇なく手に取りそして読む。