Read Article

『プライベートバンカー』

富裕層をタックスヘイブンの国に誘う「カ
ネの傭兵」、それがプライベートバンカー。
シンガポールを舞台に、彼らに守られた富
裕層の逃税術とその不安が描かれるノンフ
ィクションです。それと、このワシがどう
関係があるのか・・全く関係のない話です。

近年、それまで全く興味を示さなかった分
野の書籍(主にノンフィクション)に手を
伸ばすようになった。本書、然り。読み始
めてみると、分からなかったことでも何と
なく理解できるようになる。本書では、大
袈裟に言えば今後の余生?指針となるであ 
ろうヒントも得た。本は読んでみるものだ。

それと、本書を手にしたのは著者・清武英
利の名前に目が留まったから。昨年の夏に
読んだ【石つぶて 警視庁二課刑事の残し
たもの】、ワシはノンフィクション作品の
傑作と位置付けている。著者は、元読売巨
人軍取締役球団代表で、あのナベツネにケ
ンカを売った【清武の乱】その人であった。

元は読売新聞・社会部の敏腕記者とのこと。
納得です。退社後に骨太の著作多々、注目
のジャーナリストです。なので、知らない
話でも知って損することはないと思ってね。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top