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『至福のとき』

電車が動き出すのと同時にカバンの中から本
を取り出す。毎日、行き帰りの(快速)電車
内での読書を好む酒場店主です。二人掛けの
席、海を臨む窓側に陣取るのがベストだ。行
きも帰りも須磨に差し掛かる頃、読んでる本
から顔を上げ海を眺める。行きは大阪を手前
にした淀川付近で本を閉じ、帰りはそれを開
く。午前6時過ぎ、電車は淀川を通過。選ば
れしもの、動く書斎にて至福の時間を過ごす。

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