この１日に購入した東野圭吾の新刊【麒
麟の翼】を読み終えた。前作『新参者』
に続き、本作も東京・日本橋が舞台。さ
すが。と唸らせるそつの無い文章、映像
が目に浮かぶような日本橋界隈の情景描
写、主人公の鋭い洞察力が伺える会話術
など『加賀ワールド』を堪能できました。
しかしながら・・本の帯で謳ってるよう
な『加賀シリーズ・最高傑作』とは、ど
うかな？　同じ主人公・加賀恭一郎の前
作【新参者】は、相当おもしろかったぞ。　
ミステリを楽しむ。と言うより・・人間
ドラマとして親子愛が深く描かれてます。