夏場に、長編小説を読むには無理がある。
と言うワケで、『ジョーカー・ゲーム』。
３００頁弱のなかに・・５つの連作短編。
昭和初期と言う舞台設定、架空の諜報機
関・・戦前から戦後に掛けての時代に興
味持つワタシは大いにそそられるのデス。
【ゾルゲ事件】をそのまま頂いてるよう
な短編もありましたが・・それはそれで。
著者は柳広司。　以前より気になってた
作家です。　文庫化されたので・・早速。
ワタシより若いのに（１９６７年生まれ）
あの時代の表現が出来るとは・・こんな
ヒトを待ってました。何冊か読んでみよ。