先日、３７年ぶりに『片腕ドラゴン』を
観た。くだらん。実にくだらない映画だ。
しかし・・この再会、首を長くして３７
年も待ち望んだのでした。３本３０００
円の安物【ＤＶＤ】コーナーで偶然見つ
けた時は、嬉しさで手が震えそうやった。
君ら、知らんやろ？　このボンクラ映画。
１９７３年、ブルース・リーの登場に度
肝を抜かれたワタシたちの前に、次なる
刺客として現れた２匹目の【ドラゴン】
がコイツやねん。田舎のお兄ちゃんみた
いな顔した、何とも冴えないドラゴンや。
ストーリーは、アホらして言う気にもな
りません。当時の香港映画はシナリオち
ゅうもんは無く・・その場の思いつきで
撮影を進行してたらしい。見れば分かる。
アクションなんて・・あんなのワシでも
出来るわ。レベルの素晴らしい殺陣です。
当時は、ブルース・リーの次を狙ったワ
ケの分からない粗悪な【ドラゴン】映画
が怒涛の勢いで上陸してました。　その
殆どの功夫映画を見尽くした記憶がある。
この、つまんない映画をまた観れたコト
にシアワセを感じます。お薦めしません。
好奇心ある方は・・勝手に観てください。