文庫の刊行を待って【舟を編む】を入手。
本作は、地上波放送でみた映像の方が先
でした。著者・三浦しをんの作品を読む
のは初めて。「本屋大賞」受賞作と言う
よりも・・辞書の編纂と言うテーマに惹
かれて購入。どのようにして辞書が作ら
れてゆくのか、映像では実に上手く表現
されてました。その着眼点に面白さあり。
本文の中で・・辞書は必ずしも万能でな
いと知り、かゆいところに手が届ききら
ぬ箇所があるにしても、がんばってる感
じがしてとてもいい。決して完全無欠で
ないからこそ、むしろ、辞書を作ったひ
とたちの努力と熱気が伝わってくるよう
な気がした。本書の魅力・・この一文に
尽きます。未だ、読んでる途中ですけど。
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