本書の「はじめに」より ドリフは、戦後の日本
において、長らく大衆の心性をつかんできた。い
ささか大仰にいえば、ドリフは国民の記憶である。
ドリフを語ることは、戦後の日本人を語ることに
なるはずだ。 書籍のタイトル『ドリフターズと
その時代』というよりも『8時だョ!全員集合と
その時代』がふさわしいと思う一冊。1970年
代、週休二日制になる前の土曜日、その時代、最
高視聴率が50%を超えた『全員集合』は、あら
ゆる地域、年齢、階層を超えて、数千万人の日本
人はテレビの前で釘付けになった。ワシら世代は
『ひょうきん族』よりも『全員集合』でした。む
かし、生放送の会場に臨場したことがある。ゲス
トは天地真理ににしきのあきらでしたか、よう憶
えてます。当時12歳の少年に夢のような1時間
でしたね。ワシら(旧い)世代の方にお薦めです。
『ドリフターズとその時代』
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