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『バーボン人生』

いえいえ、ワシのことではありません。深夜の酒
場で久しぶりに聴いた矢沢永吉の曲名です。19
77年、彼が26歳のときに発表した渋すぎるバ
ラード、雨天の夜、人気のない酒場に響く。バー
ボンといえば、酒場店主も20~30代の頃、よ
う呑みましたね。80年代、酒類の選択肢は無か
った、何処に行っても『ハーパーソーダ』。20
代の前半、鰻谷あたりの洒落た酒場でバーボンを
渋く呑めるようになりたいと思うてました。この
トシになると、お客さんに勧められて飲むことは
ありますが、自ら進んで飲むことは少なくなりま
した。久しぶりに『ハーパーソーダ』を口にする
と、あの頃の情景が目に浮かんでくるよ。西岡恭
蔵の歌詞が深い、深夜の酒場で『バーボン人生』。 

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